屋根の塗り替えは一般的なカラーベスト材で築8年目での塗り替えが理想です。遅くても10年に一度くらいは手を掛けておきたい場所でもありあります。
屋根は建物の中で最も過酷な環境下にあり、劣化してくるとコケやカビ等が発生してきます。夏場に屋根に上がりますと靴を履いていても足の裏を火傷するくらいかなりの温度まで上昇します。(熱くて手では触れません。)
また強度も弱くなり脆弱になりますので、クラック(ひび割れ)が発生したりバキバキ割れるようになってきてしまいます。欠損が著しくなると塗装工事では対応出来ず、屋根葺き替え工事等が必要になってしまいます。屋根の葺き替え工事は塗装工事よりかなりの予算が必要です。
定期的に塗り替えを行うことで屋根材自体の劣化を防ぎいつまでも美しい状態を維持することが出来ます。
また最近では[夏は涼しく、冬は暖かい]
遮熱塗料・断熱塗料なども御座いますので、屋根塗装の際に遮熱仕様にするのもアリです。
遮熱・断熱塗装では冷暖の効率を上げ、地球環境にも大変優しく光熱費大幅削減にも効果がありますのでおススメです。
当店ではお客様のご要望に応じ、数多くのバリエーションをお取扱い致しております。
屋根塗装工事
定期的な屋根の塗り替えでコスト削減
エスユープレイスのこだわり!屋根塗装工程・施工ポイント
エスユープレイスはここまでします!徹底的な追及施工を是非ご覧ください!
- 高圧トルネード洗浄
- 通常の高圧洗浄ではなく専用の洗浄機にて高圧トルネード洗浄行う事により、長年のコケ・汚れ等を徹底的に洗浄していきます。
この作業をテキトウに行うと、汚れの上に塗装することになり、耐久性低下・剥離・施工不良になるリスクが大幅に高まります。
圧力は150㎏/㎠(長靴に当てると穴が開いてしまうくらい強力です。)で汚れと共に脆弱な塗装層も除去し正常な下地へと整えます。
洗浄完了後に再度上からすすぎ洗いを行い細かな残留物を洗い流します。
屋根の洗浄後は、十分な乾燥時間の確保が必要ですので洗浄が完了した当日の塗装は絶対に行いません。
※汚れ状況により薬品洗浄による洗浄も行います。当店の薬品洗浄は自然素材のお薬ですので環境にも優しいです。
- 屋根板金下地処理1/ビス増し締め・交換
- 高圧洗浄後に屋根板金の下地処理を行います。
屋根板金には棟板金・ケラバ・雨押え・谷板金などなど色々な個所があります。
棟板金は板金の下にある貫板と呼ばれる木材に釘で固定されています。実際の現場ではこの釘が緩んでいたり、抜けてなくなっていたりする事が多々ありますので必ず点検します。
釘が緩んでいる箇所は打ち直しをしたり腐食に強いステンレスビスへ交換したりします。
板金に水が回り込んで貫板自体が腐食している場合は、一度板金を取り外し木板の交換まで行います。
どんな些細なことにも徹底的にこだわるのがエスユープレイスのこだわりです。
- 屋根板金下地処理2/板金研磨処理
- 板金部はサビの発生有無関係なく必ず全体を研磨処理します。もちろんサビている箇所は特に重点的に処置いたしますのでご安心下さい。(非常に残念ですが、この工程を省いたり全く行わない業者が大半を占めているのが現状です。)
ケレン作業と呼ばれるこの研磨処理により金属面に微細な傷がつき、塗料の密着力が格段に良くなります。
鉄部塗装では最も大切な工程です。
また研磨処理を行うと金属面が露出しますので、当日中にサビ止めを塗るのが望ましいです。そのためこの他にもまだ板金下地処理が残っていますが、まずはサビ止め塗装を行います。
錆の進行を押さえ、発生を防ぎます。
当店ではより強力で高耐久の2液型弱溶剤エポキシ樹脂サビ止めを全工事標準仕様としております。下地材にも一切妥協せずこだわり抜いた材料を使用します。(通常は安価で塗りやすい1液型を使用している業者が多いです。そしてこの工程自体をも省く・全く行わない業者も多くいます。)
十分な下地処理によって板金部にガチッと密着し、仕上材との相性も抜群です。
また、三浦半島は海が近く塩害等にお悩みであっても、塩害対策塗料によりしっかりと適切に対策しますのでご安心くださいね。
- 屋根板金下地処理3/接合部シーリング処理
- 屋根板金のサビ止め塗装が完了しましたら、再度屋根板金下地処理工程へ戻ります。
板金同士の接合部にシーリング処理を施します。
こらにより板金から水が回り込むのを防止する役割があります。
また、使用するシーリング材も高耐久性のノンブリード型変性シリコンを使用します。
ノンブリードとはシーリング上に塗装する際に起こる汚染を防ぐものです。シーリングに塗装をする際は必ずノンブリード型にしましょう。
- 屋根欠損補修
- 屋根の塗装工程に入る前に、屋根材のクラック(ヒビ割れ)・欠損がないかを全体検査します。
屋根の塗り替え時には必ずと言っていいほどクラックや欠損がありますので、しっかり点検を行い補修します。
悪くなっている所はしっかり処置してから次の工程に移ります。
- 下地強化シーラー塗装(屋根下塗り1回目)
- 劣化して脆くなっている屋根材に高浸透性シーラーを塗ります。
右の写真の様に塗った時に色が変わるのは、屋根材がシーラーを吸い込んでいるためです。
屋根材に深く浸透し脆弱な素地を強固に補強しますので屋根材の強度を蘇らせ上、仕上材との密着を高める接着剤の様な効果があります。
エスユープレイスでは吸い込みが無くなるまで最低でも2回は下塗りを行います。
- 下地強化シーラー塗装(屋根下塗り2回目)
- 屋根の下塗り2回目を施工している様子です。
上の1回目の写真と比較して、ツヤが出ているのがお分かり頂けるかと思います。
このくらいツヤが出ているということは吸い込みが収まっているという事になります。
(屋根が黒く見えますが、黒い塗料を塗っている訳ではありません。塗っているのは透明の塗料です。)
吸い込みをしっかり止めておかないと、下塗りの効果は半減してしまい耐久性にも影響します。
当店では吸い込みが止まるまで何度でも下塗りを行います。(それによる追加費用等は一切発生しませんのでご安心下さい。あくまでも職人としてのこだわりです。)
- 屋根タスペーサー設置
- 一般的にカラーベスト塗装時に屋根材同士の重なりが塗料で塞がってしまう場合が多く、それにより水の抜け道が無くなり雨漏りが発生してしまうリスクがありました。
全て書くと大変長くなってしまいますので、詳しくはこちらのメーカーサイトをご覧下さい。
従来では縁切りと言い、塗装後にカッター等で塞がってしまった隙間を切っていました。しかしこの縁切り作業では十分な効果は期待出来ず、さらにカッター等で仕上がっている塗装面を傷つけてしまいます。
現在ではその縁切り作業は行わず、このタスペーサーを設置する事により十分な縁切り効果を確保し、屋根塗装における雨漏りのリスクを解消する工法が主流となっています。
当店ではカラーベストの塗装工事ではタスペーサー設置を全工事標準仕様としておりますのでご安心下さい。(一部急勾配屋根の建物などタスペーサーが必要ない建物もあります。)
- 屋根板金中塗り(上塗り1回目)
- 屋根塗装に先行して板金部の中塗り(上塗り1回目)を行います。
細かい隙間も丁寧に刷毛入れしていきます。
- 屋根板金上塗り(上塗り2回目)
- 屋根板金の上塗り2回目を行います。
丁寧にしっかりと2回塗り上げる事で、美しくありながら高耐久な仕上を行います。
(職人としてはこのツヤツヤすべすべ感たっぷりの仕上げる事がとても気分がいいです。)
- 屋根中塗り塗装(上塗り1回目)
- 屋根材を主材にて中塗り塗装(上塗り1回目)します。しっかり塗っていくことで塗膜厚を確保し、過酷な環境下でも耐えうる屋根材へと変えていきます。
- 屋根上塗り塗装(上塗り2回目)
- 屋根の仕上げトップコートを行います。
基本的には中塗りと同じ材料・同じ色にて行うのが一般的です。
ご希望のお客様には右の写真の通り中塗りと上塗りで色を変えることも可能ですのでお気軽にお申し付け下さい。
色替えのメリットはお客様がしっかりと4度塗りを行っているかご確認していただけることにあります。 しっかりと施工要領書に沿って美しく仕上げていきます。
- 屋根塗装工事 施工完了
- ここまでの多くの工程を経てようやく屋根塗装工事が完了となります。
過酷な状況下にある屋根材を高圧トルネード洗浄工程から1工程1工程丁寧・確実に施工し、再生補強させ蘇らせます。
いつまでも強く美しく保てるよう技術と心を込めて1棟1棟施工しております。
エスユープレイスでは耐久性にとことんこだわり、通常の他業者さんの屋根塗装より1ランクも2ランクも上の美しく高耐久な最高品質の塗装工事をご提供いたします。
これはエスユープレイスだからこそ実現できる品質です。
- 屋根塗装工事 施工完了
- 経年劣化により弱っていた屋根材が再びピカピカに輝いております。
またその他、断熱塗装・遮熱塗装などお客様のご要望に合わせた施工が可能ですのでお気軽にお申し付け下さい。
控えめなツヤがお好きな方には艶調整仕上げも可能です。(完全艶消し仕上げも可能です。)
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